怖ろしい言葉を

怖ろしい言葉を

頭を掻きむしつて詩をかく時代は去つた立派な発声法によつて生きた人間の呼吸を吐け友よ、労働者詩人よ詩の古い形式を理解しろだが信ずるな僕はあいつらの貞操をコヂあけて砂をぶち込んでやつた真理でもないものを真理だと堅く守つてゐたものにとつて君達も僕のやうに暴力者となつたらいいうんと怖しい言葉を吐くのだたへがたい悲しみを痙攣的な憤怒を立派に整理して吐露することが科学的な新しい詩人の役割だ可愛い雀斑《そばかす》の娘が私達の傍にやつてくるだらう魅力はもうあいつらにないからあいつらのところにはもう美しいものが集つていかないだらうさあ、元気を出してうたふのだ呟いてはいけない口の開けたてを正確にして生活の歌をうたふのだ

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