大弓場の詩

大弓場の詩

的は少なく矢数は多くあたる筈だが当らない心のくるひ手足のくるひねらつてうてばはずれるばかり心も空にあらぬことをば考へてヒョウと放せばみごとに金的あゝ、人生はとかく皮肉な弓の的

小松の新芽  ――北海道に帰つて――

私はふるさとに帰つて手痛いほどに自然の...

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作家トコロテン氏に贈る

作家トコロテン氏に贈る

思ひあがつた血走つた眼でみるみるうちに人生の疑ひを解きほどしいとも見事に書きあげた詩や小説なんと嘔吐する程の数で糞尿のやうに嫌悪されつつ世間の中に撒きちらされてゐることかこれらの書きものの氾濫は一層国民の気持をコジらして手で書かれた言葉が口から吐かれる言葉よ...

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夕焼色の雲の断片

夕焼色の雲の断片

或るとき私はたくさんの血を吐いた、意地の悪い悪魔が肉体の中にかくれてゐて私に生命の自覚を与へようとするかのやうに――、べつべつと唾をするたびにいつまでも執念ぶかく血がとびだした、すると私はそのとき驚ろきもしない悪魔よりも一層意地悪になつて悪魔よりも一層執念ぶかく...

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