泥酔歌

泥酔歌

わたしは故郷ではよく何処へでもぶつ倒れたものだ、草の上へ、河原の石の上へ、丘の上へ、何処も清潔であつた、冬は白い雪の上へ倒れた雪に顔を押しつけて雪マスクをつくつて遊んだ、いま都会ではバネのはずれたカフェーの安楽椅子の上に倒れてゐる青白い顔をした子宮後屈奴がときどき...

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ジイドと洗濯婆

ジイドと洗濯婆

戦争が始まつたドカン、パチパチと砲弾は姿格好が良い上手に腰をひねつてフランスの娼婦がドイツの男共のところまで素つ飛んでゆくそこへイギリスが割りこむ三角関係はもつとも社会秩序を乱すものに違ひない、

西洋人が完全な肉食動物であつたらこんなに争ひはしなかつたらう野...

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新ベニスの商人

寓話詩  ――新ベニスの商人――

米屋は言つた ―一升だけなら売りませうしかし、と彼は舌なめずりして ―一升の代金のほかに 貴方のモモの肉も一片下さいそこで聖人は米を受け取つて ―よろしい、肉をあげませう しかしせめてこの米を炊いて 喰ふ間だけ御猶予ください聖人は米の袋を抱へて...

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