ジイドと洗濯婆

ジイドと洗濯婆

戦争が始まつたドカン、パチパチと砲弾は姿格好が良い上手に腰をひねつてフランスの娼婦がドイツの男共のところまで素つ飛んでゆくそこへイギリスが割りこむ三角関係はもつとも社会秩序を乱すものに違ひない、

西洋人が完全な肉食動物であつたらこんなに争ひはしなかつたらう野...

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新ベニスの商人

寓話詩  ――新ベニスの商人――

米屋は言つた ―一升だけなら売りませうしかし、と彼は舌なめずりして ―一升の代金のほかに 貴方のモモの肉も一片下さいそこで聖人は米を受け取つて ―よろしい、肉をあげませう しかしせめてこの米を炊いて 喰ふ間だけ御猶予ください聖人は米の袋を抱へて...

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大弓場の詩

大弓場の詩

的は少なく矢数は多くあたる筈だが当らない心のくるひ手足のくるひねらつてうてばはずれるばかり心も空にあらぬことをば考へてヒョウと放せばみごとに金的あゝ、人生はとかく皮肉な弓の的

小松の新芽  ――北海道に帰つて――

私はふるさとに帰つて手痛いほどに自然の...

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