宇野重吉論

宇野重吉論

演技が悪達者になることを極度に怖れる良心が俳優には欲しいさりとて、あんまり皮を硬ばらして中身のアンコをはみ出さないやうに頼む、こんがりと焼けたタイコ焼のやうな演技を見たい、宇野重吉はいつ遭つても生娘のやうにおどおどしてゐる舞台の上でもまたそのやうにおどおどした妙味...

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俳優人物詩

俳優女流諷刺詩篇

俳優人物詩

赤木蘭子論

彼女は娘役が上手で女学校三年生の感じを出すまるで生れながらの娘のやうにうまい「これは失礼――」彼女は生れながらの娘であつた筈だ

滝沢修論

『夜明け前』の主演で彼が蓮の葉つぱを頭にのつけて舞台に出てきたときはゾッとした、私といふ一観客...

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親と子の夜(遺稿)

親と子の夜(遺稿)

百姓達の夜はどこの夜と同じやうにも暗い都会の人達の夜は暗いうへに、汚れてゐる父と母と子供の呼吸は死のやうに深いか、絶望の浅さで寝息をたてゝゐるか、どつちかだ。

昼の疲れが母親に何事も忘れさせ子供は寝床から、とほく投げだされ彼女は子供の枕をして寝てゐる子供は母...

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