新主人

[#4字下げ]第七十二 新主人[#「第七十二 新主人」は中見出し]

 故郷《ふるさと》の消息《おとずれ》聞く由《よし》もなし、東京なる大原満は小山夫婦と中川兄妹の尽力によりて近頃新なる家に引移れり。下宿屋|生活《ぐらし》より一躍して仮にも一家の主《あるじ》となれば自《おのずか》ら心|寛《くつろ》ぎ...

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俄《にわか》の旅立

[#4字下げ]第七十一 俄《にわか》の旅立[#「第七十一 俄の旅立」は中見出し]

 お代が本家へ帰りし間もなく、本家の父は面相《めんそう》変えて大原の家へ入り来れり。お代の言告口《いつけぐち》を聞きてよほど心の激昂しけん、足音荒くツカツカと奥へ蹈《ふみ》込み来り「コレお国、東京の満から手紙が来たそ...

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父の同情

○胡桃餅は奥州の名物にて鬼胡桃の実をよく摺り豆腐を交ぜ水に溶きて砂糖醤油を交ぜその中へ搗《つ》いたばかりの餅を入れたるなり。餅の代りに白玉を使うもよし。○胡桃は蛋白質弐割八分、脂肪五割九分を有す。[#ここで字下げ終わり]

[#4字下げ]第七十 父の同情[#「第七十 父の同情」は中見出し]

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